トキワ荘のラーメンライス「松葉」@東長崎

本日は西武池袋線東長崎に集合。
学生時代によく来たが、それ以降はとんとご無沙汰していた。
猫が出迎えてくれました。
いろいろ見て回ったのだけど、心は決まっていたので
他店レポはほかのメンバーに任せて目的地に急ごう。
東長崎といえばかの有名なトキワ荘、
トキワ荘といえばラーメンライスの「松葉」である。
訪れるのは3回目。
過去2回は定休日だったりで、まだ食べたことがない。
店内にはマンガ家の色紙が壁一面に貼られ、さすが聖地。
「トキワ荘のラーメンライス」は700円也。
たくあんがつくと聞いていたがポテサラだった。
味はごく普通。スープはややしょっぱくて、ご飯が進むようになっている。
これは確かに、若者を惹きつける満腹セット。
炭水化物だらけだとか野暮なことは言いっこなしだ。
ぼくは、50代にはきついなあと思いつつ、
念願のラーメンライスを食べた安ど感に満たされてしまった。
町中華をやる以上は、松葉のラーメンライスは食べておきたかったのだ。
同行の竜隊員は酢豚定食をもりもりと食べていた。
残る2人、マグロ隊員と半澤隊員はすでに松葉経験者なので別の店へ。
食後、合流して駅前の喫茶店で油流しをしていたら、
隣席の男性から「北尾さん?」と声をかけられた。
料理研究家の、きじまりゅうたさんである。
隣にいて、町中華の話をしているので気になってよく見たら
猟師本で見た顔がいた、というわけだ。
しかも、きじまさんは当ブログを見たことがあり、
町中華探検隊の存在も知っていたという。
こりゃ、縁があるねえ。
すぐさま隊員に加わっていただいた。
こういうおもしろい偶然があるから探検はやめられない。
2016.3.16訪問

ABOUT ME
北尾トロ
北尾トロ(きたお・とろ) 1958年、福岡県生まれ。法政大学卒業。裁判傍聴、古書店、狩猟など、体験をベースに執筆するライター。『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』『猟師になりたい!』シリーズなど著書多数。長野県松本市在住。