町屋で町中華を探し、『らーめん吾妻』に入る 下関マグロ

MCT@町屋でありまする。隊員にO社のOくんという人がいて、その人、町屋在住で、「MCT、町屋でやってくださいよ」と常々おっしゃっていた。ただし、ご本人、サラリーマンなので、平日の昼の参加は無理ということで、今回は、北尾トロ、竜超、僕、そして、初参加の瀬川陣市さんというおっさん4人組だ。
家から歩いて町屋に向かう。いい町中華がいくつかあったけれど、ギリギリの時間で家を出てきたので、じっくり見れなかった。相変わらず、光栄軒は行列ができているね。
というわけで、町屋駅前。
京成町屋駅にいたのは竜さん、瀬川さん。今回は、駅の南側はお店がひとつなので、こちらへ3人で見に行く。自分としてはけっこういい店だと思った「餃子工房ゆうき屋」。
尾竹橋通りで、北尾トロと合流。津南という店が見つからない。
Oくん情報によれば「ここは刀削麺を始めました。最近ハマっており、麻婆豆腐が絶品です。日本人好みの醤油味と、四川麻婆豆腐があり、両方ともトップレベルで旨いです」とのこと。
品味香。読み方は「ぴんみしゃん」。

ここはラーメン店か。

 ここはOさん情報によれば、「はサンマーメン(メニュー名はもやしそば)がおいしい」とのこと。
昔ながらの町中華だ。のれんがいい!

こちらは甘味中華の「豊田屋」さん。
でも、お菓子のテイクアウトはやってたけれど、
飲食部分はやってないかんじ。

さて、「らーめん吾妻」さん。ここのお店、Oくんがイチオシのお店。

せまめのお店。
ご夫婦でやっていらっしゃるようす。
全員が違うメニューを注文すると、
奥様が「時間がかかりますよ」と言われるも、
大丈夫ですよ、と答えた。

餃子。すでに餡に味がついている。
皿の店名がはげかかっているのもいいね。

餃子、けっこうおいしかった。

瀬川さんが頼んだラーメン、ぎょうざ。

実は、ここがサンマ―麺がおいしいのかと誤解していた僕はもやしラーメン。

北尾トロはチャンポン。

竜さんは焼肉ライス。
1名いた、先客も帰り、町中華探検隊だけになる。
狭いお店だが、これには訳があった。
以前はこの近くでお店をやっていたそうだが、
ご主人が体を壊され、いったんはやめていたのだそうだが、
自宅を改装して、再開したのだそうだ。
竜さんの焼肉ライスが最後。

以前通りのメニューをだしているのだそうだが、
唯一、やらなくなったメニューがチャーハン。
歳とともに中華鍋をふれなくなったのが、その理由。
なるほど、ご主人のチャーハン、きっと旨かったろうな。
そんなことを思いながら、お店をあとにした。
■らーめん吾妻
116-0001 東京都荒川区町屋2丁目5−14
☎03-3819-3751
平日11:00~15:00、17:00~21:00
土日11:00~21:00
定休日 木曜日
それから油流し。
竜さんパフェ2連発。

さらに北尾トロのおごりで鯛焼き。

鯛焼き食べながら、日暮里駅まで。

ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。