池袋に町中華は少ない。
ただ、池袋をMCTとしては、やっておかなければならないだろう。
というわけで、お盆の8月14日、12時に待ち合わせだ。
午前中書いていた原稿の区切りが悪く、
ついつい時間を過ぎてしまった。
急いで山手線で向かうも、こういう時に限って、時間調整とかで、電車が止まったりする。
というわけで、半澤隊員と2人だけの活動だ。
それにしても暑い。容赦のない日差しが照り付けている。
池袋はほかにも北口方面、東口、南池袋をやらなくてはならないだろうが、
まずは西口だ。
今回、用意したお店は4店舗。
駅から一番近い、金華飯店に向かおうとするその前に一店舗発見。
先に「福しん」が見える。「福しん」研究もせねばならんね。
手前に見えているターローメンはラーメン店か。
地球飯店が気になる。
完全にチャイナだね。
駅近くの一等地にチャイナだよ、池袋。
そして、金華飯店から藤常は、半澤隊員のレポートを参考にしていただきたい。
MCT活動の常として、行かなかった店が気になる。
今回も「揚揚」がそうだ。
読み方は看板にも読み仮名が「ようよう」とふられている。
でも、「アゲアゲ」と読みたくなってしまうのは僕だけか。
とはいえ、「トキ八」に入らなければ、さらに後悔は大きかったと思う。
ちなみに、読み方は「ときはち」である。
二階に住居があるのだろうか。
建物からしてなんとも素敵。
暖簾をくぐって入ると意外にも広い店内。
こざっぱりして、清潔感がある。
この裏には定食メニューがずらりとあった。
メニューを見て、ああ、ここは竜隊員もくればよかったのにと思った。
「味噌チャーシューメン」があるからだ。
竜隊員によれば、味噌チャーシューメンのある店は珍しいそうだ。
早くも「五目わんたんめん」をコールする半澤隊員。
自分は店に入るまでは、冷やし中華にしようかと思っていたのだけれど、
きちんとスープをとっている様子の厨房を見るにつけ、温かい麺をいきたい。
というわけで、野菜麺。
ご夫婦2人でやっていらっしゃるようだ。
そして、箸袋が何ともいい。
こういう箸袋研究もせねば。
「高松二丁目ゑびす通り」とある。
この通り、ゑびす通りというんだ。
ここは再訪して、ほかメニューも食べてみたい。
会計のとき、
「もうお長いんですか」
とご主人にうかがったら、
「えー、おやじの代からですからぁ、60年くらいになりますね」
と照れ臭そうに笑われたのが印象的だった。
■トキ八
東京都豊島区高松2-36-1