MCT@東十条 自由軒 

京浜東北線、東十条駅。
北口と南口があるが、北口のほうがトイレなどがある。
東十条駅北口の改札を出ると、
こんな広告。まさに町中華の町だ。
この矢印の方向は東。まずは、西側へ。
東と西ではまったく景色が違う。
日光お成り街道を越える。
まず目につくのがマリオンラーメン。
夜からの営業のようだ。
千成亭が定休日だったのがショック。
やっているときの画像がこちら。
その先にあるのが「シャーミー」。
名前が珍しい。
なぜかポーズをとる竜隊員。
ここに決めたのか。。。
排気ダクト2本出ているのが、なんとも迫力。
再び駅に戻り、東側へ。
東側はどーんと「東十条商店街」が広がる。
かなり長い商店街だ。
いい感じの立ち食いそば屋。
「印度カレー」の文字が印象的。
濱津隊員もこの店が気になった様子。
その先には駅に広告のあった「ラーメンヒマワリ」。
町中華ではないね。ラーメン店。
浅草にも同じ名前のお店がある「博雅」。
食品サンプルも素敵。
「あかしや」さんは、リーズナブルな町中華というかんじ。
酢豚の定食があるね。
650円はお値打ちか。
名前がいいね、自由軒。
本日の定食というのがある。
自由軒の隣が「華東」。
こちらは夜からの営業のようだ。
「三ちゃん」いかにもなかんじで、いいね。
看板に「ラーメン 餃子 中華定食」
「長崎」というお店。
看板には
「皿うどん チャンポン 韓国料理 焼肉」とあった。
ネット上にはまったく情報がない。
そして、この商店街、最後の町中華。
「あづま軒」ネットでは「東軒」とあった。
ここは竜隊員におすすめの店だ。
なにせ、酢豚かけごはんというメニューがあるのだ。
さて、ここで小会議。
これだけ、個性的な店があるのだから、
ばらけようかということになった。
濱津隊員が、まさかの「シャーミー」。
半澤隊員が「三ちゃん」。
そして、竜隊員、やはり「東軒」。
それじゃ、僕は「あかしや」さんにするかな。
竜隊員は「東軒」へ入り、僕たちは商店街を戻る。
と、血相を変えて、竜隊員が後ろから走ってきた。
「酢豚は売り切れだそうです」とのこと。
で、酢豚定食のあった、「あかしや」へ竜隊員。
僕は自由軒に行くことにした。
時刻は午後1時を少しまわったところ。
店内は8割がたのお客さん。
店内は少し変わっていて、奥にテーブル席、
手前に、扇形のカウンター席。
本日の定食は800円。
AとBがある。
Aはきくらげち細切り肉の卵炒めにライス、サラダ、スープ。
Bは2/3の麺、五目焼きそば又はかた焼きそば 肉ワンタン又は肉ワンタン
とあった。
よくわからないが、なんとなくBにした。
お店の女性が「やわらかいおそばとかたいおそばが選べます」とのこと。
では、やわらかいほうで。
「海老ワンタンか肉ワンタンが選べます」
うーん、じゃ、海老ワンタンで。
店内はアメリカンポップスが流れている。
テレビはなし。
ほどなくして、やってきたのがこちら。
あの、これは?
と焼きそばを指さすと
「やわらかい焼きそばです」
とのこと。かたいのかと思った。
実際、ちょい固め。
次々とお客さんがやってきた。
ソロの若いサラリーマンが
「大肉麺に半ライス、それから餃子」
という注文をしている。常連のようだ。
その後、立て続けにソロの中年女性が来店。
全員がB。中の一人がかたい焼きそばを注文したので、
チラッと見ると、太い揚げ麺だった。
今度は、丼を持った女性がやってきた。
五目うま煮そばを持って帰りたいとのこと。
厨房からご主人らしき男性が顔を出し、
丼を見て、「これじゃ小さくて入りませんよ。
うちのに入れますんで、あとから器を持ってきてください」
と言っている。こういう気さくな注文にも応じてくれるようだ。
食後、杏仁豆腐が出てきた。
油流しはこちら。
熱く語り合い、そこからさらに。
富士塚へ。
目黒さんに渡す画像を撮ったりした。
そして、埼京線の十条駅まで歩いた。

ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。