息子と近所の町中華へ(川口市・喜楽)

初めまして、TBSで放送されています『有吉ジャポン』という番組のディレクターをしている村上賢司というものです。

先週放送されました「町中華特集」に大きく関わったことから、ミイラ取りがミイラになったごとく町中華探検隊に入隊してしまいました(ごめんなさい!)

さて、局内だけでなく自宅でも「町中華、町中華」と呪文のごとくつぶいやていると10歳の息子が私に聞いてきました。まさに「町中華とはなんだ?」と。

で、そういえば近所にも町中華あったよね!ということで、無事放送が終わった記念に日曜の昼に二人で行ってきました。初来店です。

中華料理・喜楽というお店です。場所は川口駅と西川口の間ぐらいの住宅地にあります。昔はこのお店周辺は鋳物工場が多く、おそらくそこで働く工員さん向けのお店だったと推測します。店の前に出前のスーパーカブがおいてあり、それだけでテンションが上がりました!

ちょっとどころか、かなり薄汚れた食品サンプルもうれしくなりますね。こちらのお店、カレー、オムライス、カツ丼がキチンと揃っています。

以前、麺の配達で使用していた箱が空き瓶置き場になっていました。「キリンなのにサッポロなんだ〜」と言っても10歳の息子はポカンとするだけでした…。

すみません、息子です。小学四年生です。斜め上においてあるテレビをずっと見ていました(ちなみにNHKにチャンネルがセレクトされていました)。実は店内の様子がわかる写真がこれしかないので、恐縮しながらアップしました。カウンターに丸椅子、2人掛けのテーブル席、なんだか映画のセットみたいだなと思いました。

メニュー表です。他にも品目はありましたが撮影できたのはこれだけ。「スタミナ料理」というカテゴリーがいかにも労働者の町、川口らしいな〜と。ビールだけでなく、ホッピーもありました。年代物の額が素敵です。こちらの喜楽は60代後半のご夫婦だけで経営されいるようです。お二人とも愛想が良く、それだけで常連になってしまいまそうでした。

息子はチャーシュー麺(700円)、私はオムライス(700円)を注文。チャーシュー麺は透明度の高い上品な醤油スープ、麺はちぢれ麺でした。オムライスはちょっと小ぶりの大きさ、付け合わせに福神漬けがあるのが、面白かったです。二人で食べ合いましたが、なかなかの美味しさでした。

食べ終えて店を出ると息子が「今度は友達と行く!」と、ちょっと興奮しながら言っていて、ああ、連れていってよかったな〜と。私も近々にもう一度来店して、もっと詳しくこのお店のこと報告できるようにしたいと思いました。

■中華料理・喜楽 川口市川口5−6−15