2014 年から僕たちは町中華を食べ歩いているのだけれど、そのときから下北沢の珉亭には行かねばと思っていました。町中華という言葉がまだ一般的ではなかったころ、僕は珉亭こそがザ・町中華だと思っていたわけです。というのも、珉亭はメディアで何度も紹介されていて、僕のなかの町中華の代表は珉亭だったのです。

2015年、それまで北尾トロと僕だけだった町中華探検隊は人数がふくれあがり、5人で下北沢アタックをすることになりました。参加隊員はトロ、竜、半澤、Mに僕。僕は珉亭へ行く気満々だったのだけれと、なんと竜さんが、薔薇族の伊藤文學さんが、よく読者とともに行っていたという丸長へ行こうと提案。僕たちは丸長の暖簾をくぐることとなるのです。
このことがのちの町中華探検隊の方向性を決めたと言っても過言ではないのです。何が言いたいかというと、メディアでよく取り上げられる人気店よりも新たな店を発掘しようという気分になったわけです。
そんなわけでちょっと行けなかった珉亭ですがつい先日、行ってきました。

到着したのは平日の12時45分。たいてい僕はこの時間帯にお店にうかがうことが多いですね。12時からの混雑が一段落する時間帯です。店に入ると一階のカウンター席が空いていて、そこを案内されました。注文は、人気のラーチャンにしましょうかね。

半ラーメンと半チャーハンのセットです。
店はどんどん混み始めます。一階がいっぱいなので2階に案内されたりせています。
このお店は、著名人のサインが多数ありますがたいていは2階に飾られています。
一階にもサインが少しあります。確認できたのは林家木久蔵と書かれたもの。

はい、ラーチャンがきました。半ラーメン、半チャーハンにキムチという組合せ。
これまでテレビなどで見てきたものなので見た目では驚きませんよ。

赤いチャーハンです。この赤い色は赤いチャーシューから出た色だそうです。眼の前でお兄さんが大きな中華鍋で大量のチャーハンを作っているのが見えます。
見た目ほど濃い味付けではありませんね。いくらでも食べられる感じですよ。じっさい、半チャーハンといいながらけっこうな量がありますが、難なく食べられました。

ラーメンは見た目やさしそうなスープですが、キリリとした醤油ラーメンです。チャーシューは赤いものではなく、普通のものです。このチャーシュー、おいしいですね。
特筆すべきはキムチでしょうか。ちょっと甘いんですね。これがチャーハンにあいます。い
いやぁ、おいしかったですね。長年人気なのがよくわかりますよ。
他のメニューも攻めたいですね。