紅菜館@人形町 半ラーメン+高菜チャーハン

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人形町というとなんといっても有名なのは親子丼の「玉ひで」
仕事で界隈を訪れた半澤隊員だったが、しかしこの行列は見てみぬフリ。
そう、今回は人形町を一人中華探検隊なのだ。6/5、12時スタート。

事前チェックもなにもない中フラフラと人形町、水天宮周辺を歩く。
急遽昼時に空き時間が生まれたのだ、神の思し召し!
実はこのあたり、以前勤めていた会社が近いので見知った土地ではある。
が、車で行き過ぎるだけで歩いたことは皆無。飲食店の多いことは知っていても
調査対象になり得る町中華がどの程度あるのかはまるでわからない。

数分歩くとそれらしい店を発見した。
まずは「栄龍」
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麺や、とあるが定食メニューも豊富。しかも店舗横ではお弁当も販売中。中華弁当もアリに思えたがやはり席に座って食したいし、予定の時間まではまだ少しあるのでもう少し散策を続ける。

続いて「生駒軒」。素敵な名前と印鑑のような看板がお見事。

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日本橋人形町という好立地にも関わらずラーメン500円と価格も優秀。昼時とあって店内が混雑していたため、残念ながら今回はパスすることに。

こちらは居酒屋中華「佐々舟」ランチ営業もしているようだ。
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この辺りはそう言えば、某東野圭吾作品の舞台。そのドラマ版出演者が訪れましたよ、
という旨の写真が貼ってあった。うぬー、気になるが、純粋な町中華とは言いがたいし……

というわけで半澤が今回赴いたのはコチラ
「紅菜館」、名前に一目惚れいたしました。
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このお店の自慢は自家製麺ということ。心の中でラーメン一択だったが、日替りに「半ラーメン+高菜チャーハン 800円」を見つけてしまい迷う。それコスパ優秀、ってヤツじゃないっすか。その後、料理取材があることを完全に忘れ、チャーハンもいただくことにする。

まず給されたのはラーメン。
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醤油のよい香りがする。どれどれ自家製麺はというと……
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とっても細い! ツルツルいけちゃう麺でした。驚いたのはこんなに細くてもコシが強く、のびなかったこと。結局食べ終えるまで麺がのびることはなかった。素麺のようなスルスル感としっかりした食べ応え。なるほど自家製をウリにしているだけはある。卵を練り込んでいるから麺の味もよい。

続いて高菜チャーハン
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ラーメンとのセットは日替りだったものの、高菜チャーハン自体はレギュラーメニュー。見た目ほど塩辛くなくて食べやすかった。ふつうのチャーハンも気になるところ。

13時前になり、混雑してきた店内。カウンターはなく4人掛けのテーブルが5つ、なので基本相席という仕組みが面白い。僕の後から入って来たお姉さんはメニューも見ずに注文していたから近隣の勤め人からの支持は厚い模様。

今回は一人探検隊のためコーヒータイムをとらず実食取材に突入。なんとフライドポテトとステーキをガツガツ食った半澤、確実に太るぞこりゃあ。たくさん探検してダイエットしなくちゃなりません。

■紅菜軒
東京都中央区日本橋人形町2-7-11 泰野戸部ビル 1F
[月~金]
11:00~15:00(1F中華のみ)
17:00~23:00(L.O.22:00)ランチ営業
(情報は食べログより転用) 
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13050772/ 

 文:半澤則吉

 

ABOUT ME
半澤則吉
半澤則吉(はんざわ・のりよし) 1983年、福島県二本松市生まれ。学習院大学卒業後、印刷会社勤務を経てフリーライターに。人・食・物・旅についてあらゆる媒体で執筆する。朝ドラを中心にドラマ記事を書く朝ドラ批評家、ドラマライターでもある。