かたおか食堂@銚子・観音 終電で行く深夜食堂的町中華

ハイジです。
銚子滞在時に訪ねた町中華店の続きです。
今回は、港町の銚子にある深夜食堂的町中華「かたおか食堂」です。

滞在先のホテルがある銚子駅から20:51発、銚子鉄道の終電に乗る。
 
 

2駅先の観音駅への到着は、20:55。降りたのは私ひとり……。

「かたおか食堂」をめざす道は、こんな感じ。静かだ。
 
 
周辺はスナックが散在する夜の街。
 
 
某サイトでは21:00開店となっていたが、 到着時は暖簾が仕舞われたまま……。
しばしの間、遠くにカラオケが響く街を彷徨して、店に明かりが灯ったのは21:40頃。 
まずはお新香でビール。夏らしい盛り合わせだ。
極々浅漬けの白うり、みょうが、古漬けのきゅうりが殊にうまい。
メニューは中華屋もの、そば屋ものが半々。
店内には『生蕎麦』と書かれた木製の看板があり、
壁の鏡には『砂場本店』とあるので、中華発祥ではなく、元はそば屋なのだろう。
 
 
こちらが名物らしいかに玉。オヤジさんが「小でいいのかな?」と確認した通り、
デフォルトのものは、もっと大きな半球状になるそうだ。
ふわりとした卵と甘めのあんがやさしく絡む。
お運びのオネエサンに、ビール以外のアルコールを訪ねると、
生酒とトライアングル(焼酎)とのこと。
迷った末にビールを追加する。
 
 
 チャーハンを注文すると、調理場から米を研ぐような音が聞こえてきたので、
「まさか……これから飯を炊くのか!」と一瞬怯えたが、私の聞き間違えだった。
10分ほどで登場した、このチャーハンがよかった!
卵、チャーシュー、長ねぎ、ニンジンだけで、どうしてこんなにうまいのだろう。
チャーハン汁は、大ぶりに切ったわかめがたっぷり。
さっぱりと舌を洗ってくれる。
深夜食堂らしくBGMも会話もない、どこか隔世の感のある店内。
途中、オヤジさんが付けたラジオから、
加計学園問題で喚問を受ける前川前事務次官の声がノイズに交じってかすかに響く。 
しかし、オヤジさんの腕は確かです。
 
注文したもので価格が明記されているのは、チャーハン900円のみ。 
ビール2本、お新香、かに玉(小)で合計3650円。
やや高めの設定だが、それは深夜料金が含まれると思う。
 とてもいいお店でした。また来よう。
 
 
かたおか食堂
千葉県銚子市南町10-1
21:00あたり~深夜(取材日の開店時間は21:40頃だった)
※銚子電鉄・観音駅から徒歩5分ぐらい
(銚子駅周辺からも徒歩15~20分程度)