雑色MCT

増山です。6月13日、小雨の中行われた雑色MCTのようすをお伝えします!
こちらが京急線雑色駅。

駅目の前にさっそく「大元」がありました。

ぞうさんのかわいい旗がはためく商店街をくだっていくと、マグロさんの行かれた中華ヤハタが現れます。

牛乳ラーメンやレタスラーメンなどの変り種がありました。

途中に町中華居抜き風美容室のトラップあり。

こちらは吉岡さんの行かれた来々軒。さまざまな政党のポスターが貼られています。おやじさんが1人で切り盛りしているとか。

こんなお店もありました!

わたしは目をつけていたここ「タイガー」に入店。

植物いっぱい。料理にも使われているのでしょうか?

このアングルかっこいい〜

器に黄金の店名が刻まれています!

黒字に白の筆文字が硬派です。ラーメンとタンメンだけ、価格変更されていますがその跡に丁寧さが伺えます。

床がレトロな模様です。

店内は100%現場のお兄さんで大興奮!!

わたしはタイガー麺というものを頼みました。
あんの中にいかやえび、キャベツ、もやしなどが入ったラーメンです。
ほかに聞こえてきたオーダーは、同じくタイガー麺、カレー大盛りなど。

目玉焼きも頼んでみました。たっぷりキャベツの上にトロトロ半熟たまごがのっています。

麺を食べ進むと「中華料理 タイガー」の金文字が顔をのぞかせました。
先客のみなさんは食べ終えてもしばらくゆっくり過ごしており、
休憩所を兼ねた存在になっているようです。
店名の由来を尋ねたところ、
初代がトラゾウさんという人で、
名前を横文字にして「タイガー」になったとのこと。
店内を見回してもタイガースファンの気配もなく、なぜなのだろうと思いながら食事しましたが、シンプルな理由でした。
かれこれ50年以上営業されているそうです。
近くにもう一軒あったタイガーは閉店してしまったとのこと。
雑色には、この日休みだった「ウルフ」という店もあるので、
タイガーとウルフに分かれて散策するのも面白いのではないでしょうか。

ABOUT ME
増山かおり
増山かおり(ますやま・かおり) 1984年、青森県七戸町生まれ。早稲田大学卒業後、百貨店勤務を経てライターに。食、街、サブカルチャーなどについて執筆。著書に『東京のちいさなアンティークさんぽ レトロ雑貨と喫茶店』(エクスナレッジ)など。