餃子の王さま@浅草

こちらのお店、浅草に住む前から知っていたんだけど
餃子の王将のパチモンだと大きな勘違いをしていた。

雷門通から浅草中央通りを見ると看板が見える。

「餃子の王さま」であります。

実はこの店、「餃子の王将」から店名をつけたのだと、ずっと思ってた。
で、浅草ローラー作戦をやることになって、ここにも来なくちゃってやってきたんだけど、
あれ、ここって。。。町中華の老舗でしょうってかんじの店がまえ。

ネットで調べてみたら、餃子の王将なんかよりも前に創業してたようだ。
ほんま、すんません。「餃子の王将」のパチモンだと思ってすんません。
そんな思いでのれんをくぐる。

「おひとりですか」と訊かれ、

はいとうなずくと、
「奥どうぞ」と言われる。
カウンターの奥という意味だ。
こりゃ大変だ。カウンターと後ろの壁との距離はない。
手前はサラリーマンの男性、真ん中にカップルが座っている。すみません、と言いながら奥へ。
「王さま餃子とたんめん」
と注文。
王さまの餃子、420円。ど~ん!

肉餃子っていうのがあったんで、こちらはお肉なしでしょうね。皮はパリッと焼かれていて、餡が細かくにゅるってしてて、おいしいねぇ。
そして、たんめん(630円)をいただいた。

メニューには太麺とあった。この太麺がおいしい。

ここはいい。帰りにハッカ飴をくれた。
人通りの少なくなった浅草寺へお参り。

■餃子の王さま
東京都台東区浅草1-30-8
定休日:火曜日

餃子の王さま餃子 / 浅草駅(東武・都営・メトロ)浅草駅(つくばEXP)田原町駅

夜総合点★★★★ 4.5

ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。