大塚「長栄軒」

                       

本日初参加です。
大塚駅に集合して、周辺を歩くと中華屋さんがたくさんあることに驚きました。
レトロな感じのいい店が並ぶ中、私たちが入ったのは昭和感が漂う「長栄軒」。

             
年配の男性店主が一人でやってるお店。
店内もレトロ感が漂います。湯沸かし器や扇風機が、油まみれでとってもいい感じです。
店主が絵がお好きなのか、調理場にはルノアールなどの絵画のコピーがたくさん飾ってあったり、店内の壁には蝶々か鳥の羽らしきもので作られた額絵が何枚も飾ってありました。
客席は4人掛けのテーブルが3つとカウンター席があるのみ。
テーブルの上には、灰皿と花瓶に水が入れられ生花と間違える造花が置いてあります。

メニューはラーメンや餃子などの定番の中華以外に、オムライスや親子丼もあり心惹かれます。
なぜか、油にまみれた同じメニューが高い位置やあちこちに貼ってあります。

あきやまさんが
「おすすめはなんですか?」と聞いたら
「魚もあるよ」
と言うお答え。

よく見ると、入り口の目立つところに「釣 鯵フライ 500円 特製」と大きく書かれたものが貼ってあります。どうやら、今日のおすすめてきなものらしいです。
はじめは、汁ビーフンを頼もうかと思っていたのですが、鯵フライを頼むことにしました。

カウンターの下には、釣りの本も置かれていました。
この鯵も、店主が釣った魚だそうです。

みんなで分けて食べるように餃子も頼みました。
店主は耳が遠いようで、注文もするのも中々時間がかかりました。

私たちのあとの、一人常連らしいお客さんが入ってきました。
店主が一人で作るので、すご〜く時間がかかるのに、そのお客さんはじっと待ってます。
時間にたっぷり余裕があるのか、よほど親しいのか、美味しいのでしょう。

かなり待たされて出てきた鯵フライは、肉厚でおいしかったです。

餃子も普通に美味しい。

お皿をよく見ると、縁に朱色で長栄軒と電話番号が書かれています。
他の人が頼んだ料理は中々出てこかったけど、どれも美味しそうでした。
チャーハンはしっとり系だそうです。

お勘定も、値段を覚えてないらしく時間がかかりましたが、また行って見たいと思いました。