今回の町中華探検隊は五反田駅に集合。
2015年5月19日12時にスタート。
参加隊員は北尾トロ隊長、マグロ隊員、増山隊員、半澤隊員。
五反田には五反田という住所はない。
あるのは東五反田と西五反田だ。
まずは東を攻めよう。
五反田駅東口から歩いて「梅林(めいりん)」。こちらは町中華だけれど、
とにかくソース焼きそばが有名。
やきそば好きならぜひ訪れたい店。
が、めぼしい町中華は東ではこの「梅林」だけだ。
西口へ移動。西五反田。
TOC近くにある平和軒。いい店構えのお店。
自家製麺でやさしい味の中華を出す店だそうだ。
カツ丼もあるようで、ネットの画像を見る限り、うまそうだ。
オリジナルの暖簾も素敵だね。
すぐそばのTOCへ。
TOCの地下にある町中華。メニュー豊富でおいしそうだ。
名物はニクシチ。豚肉を炒め七味をからめた料理だそうだ。
そして、かなり歩いた。
動画がうまく回っていなかったけれど、もう一軒の平和軒。
大崎警察署の道から、路地に入ったところ。
大崎駅のほうが近い。
町中華マニアの間ではとてもとても有名なお店。
創業から50年くらい。さきほどの平和軒と関係は多いにある。
というか、平和軒は本一冊くらいになるほど深い歴史がある。
まず、もともとは昭和2年、兄弟が五反田東興ホテルあたりで屋台引くことで平和軒の歴史がスタート。
こちら大崎のお店はその兄の流れで、半世紀前にこの地で創業。
いまのご主人で3代目になる。
弟の流れが西五反田の平和軒。さらに、武蔵小山駅近くにも平和軒があり、
こちらは西五反田の二代目の弟さん夫婦がやっている。
祐天寺にも平和軒があり、これは創業者兄の娘さんらしい。
味も含めて、メニューの共通性など、ちょっと巡ってみたくなる。
暖簾をくぐると普通のテーブル席がある。満席だ。
奥に座敷があり、けっこう広い。
座敷へ。
470円とリーズナブルなお値段のラーメンは有名なメニュー。
スープは最初は甘さを感じる、やさしい醤油味。
鶏ガラベースで豚骨も匂う。
屋台風のラーメンではあるけれど、上品さも感じる。
特筆すべきはチャーシュー。脂身たっぷりで噛みごたえがある。
「平和チャンポン 710円」というメニューもあった。
平和とついているということは、この店ならではということか。
長崎ちゃんぽんにかなり近いが、やはり平和風だ。
かなりうまい。麺はラーメンと同じ。
オリジナルのレンゲも素敵だ。
オムライス610円は絶品。
よく炒められたケチャップライスがいい。
■平和軒
東京都品川区大崎3-1-16
11:00-15:00
17:00-20:00
定休日:日曜祝日