亀戸の『長寿』さんで味噌ラーメンをいただく

きょうは日差しがさほど強くない。バスばかり乗っているとお金がかかるので、きょうは歩いて亀戸方面。

押上あたりで、『克芳』といういいかんじのとんかつ屋を見つけた。

こういう暖簾の店は旨いに違いない。

その先に神社。

よく見れば、『榎戸稲荷神社』とある。

どことなく、懐かしげな理容店。きょうは、お休みか。
『喜楽』さん。あれれ。
お休みなのか、閉店なのか気になる。
近くに『一番』という町中華があったはずなんだけど、こちらもないね。
香取神社の参道。
宝来軒っていうのが、あったはずだ。
あった、あった。あれ、なにか貼り紙があるぞ。
おっと、夏休みなのかな。
仕方ない、この近くに『美松飯店』というのがあるはず。
と、その場所は駐車場になっていた!
ますます厳しいね、町中華。
餃子専門店の藤井屋さん。さすがに、亀戸は餃子の町だね。
以前きたとき、店の名前がわからなかったこちらのお店。
“職人急募集”に貼り紙に店名があった。
『ニク肉ラーメン亭』だそうだ。
竜隊員にぜひ行ってほしいお店だ。

よく見ると、メニューにも店名があった。らーめん450円はお値打ちか。

しかし、お店は準備中だった。 
よく見たら、ちゃんと店名があった。
ニク肉ラーメン亭
『餃子酒場 秘密基地』だそうだ。
恐るべし、亀戸。
餃子であふれているぞ。
亀戸緑道公園という、いいかんじの緑道。
かつてここは川だったんだろうか。
緑道ってたいてい、暗渠の川の上に造られていることが多いよね。
はい、『長寿』さんです。
前もこの看板は見た。

この方向へ行けば、見えてきました。
『長寿』さん。

カウンターだけのお店。
先客が一名。
若い男性。ビールと餃子となにか麺類を食べ終えて、
出るところだった。
迷わず、みそラーメンをオーダー。
しばらくして、やってきた。
野菜たっぷり。

なぜか、細麺。
ちょっと意外。
スープはかなり独特なかんじ。
しつこくはなく、いろいろとブレンドしているんだろうね。
スープは全部飲んでしまった。

会計のときに、こちらにお店を出して、もう長いのかときけば「ええ」と無口なご主人。
先代であろうか、父親もちょうど買い出しから帰られたところだった。
おつりをもらうとき、「どれぐらいですか」ときけば「50年くらい」とのこと。

歩いて帰るつもりだったけれど、ポツポツ雨が落ちてきたので、駅前からバスに乗った。

■長寿
〒136-0071 東京都江東区亀戸6丁目26−11

ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。