渋谷ハチ公前
日本で一番ベッタベタな待ち合わせ場所に集合し
本日の町中華がスタート
マグロ隊員、竜隊員、濱津隊員、中西隊員と半澤が今回のメンバー。
遅刻してすいませんでした(半澤)
本日も酷暑の中での町中華となった
本来ならば散策を楽しみ、町中華をめぐるというのが
探検隊のフォーマットだが
いかんせん暑い
ハチ公前で数分のミーティング、マグロ隊員が推挙した「仙台や」に行くことに決定した
なぜこの店になったかは数十分後に明らかになる
仙台や
恵比寿方面に歩いた、鶯谷町にあるという
駅は近いのに歩くと遠い
炎天下のもと気が遠くなりかけた頃に
鮮烈な紅のファサードが目に入ってきた
力強いフォントと黒文字が印象的
年季の入ったサンプル群も雰囲気たっぷりだ
今回は参加隊員、皆が各々、その思いをつづる予定なので
個々のメニューについては触れないが
まずはコチラをご覧いただきたい
餃子が食べかけであることと、見切れて入っていない「仙台メン」があることも
述べておかねばならない
5人で6メニュー+餃子という大胆な注文をしたのも事実だが
一つ一つがこの迫力、すべてデカい
とても普通のランチとは思えないパーティー感が漂う12時半
盆正月か旅先か、というテーブル上の盛り上がりに自然テンションが上がる
で、今回私、半澤が注文したのは
中国丼 900円
店員が笑いながら持って来た
丼?
米が見えない
実は「中華丼」というメニューもほかにある、しかも割に普通のサイズのように見えた
そう、中華とは一線を画す中国丼は
「中国」とは何か、を改めて考えさせられる巨大な一品であった
野菜と豚肉のあんかけ丼なのだが
底の浅い器への大胆な盛り
食べても食べても減らない、というか、熱くて食えない
中西隊員と竜隊員に大量に食してもらい、なんとかフィニッシュ
そうなのだ、このデカ中華を前にして
たじろぐことがなかった両隊員がいなければ、今回の渋谷、仙台や攻略はならなかっただろう
マグロ隊員いわく、大食い2人の招聘がかなったからこその店チョイスだったという
なるほど確かに、これは2人とか3人じゃ挑戦できませんなあ
しかし暑かった、外も中国丼も
店内にあるテレビでは甲子園の中継が流れていた
汗だくで中華を食いながら、甲子園の球音を聞く
これぞ夏
この夏一番、レジャーっぽい日になりました
渋谷にはまだ行きたい店がある
「錦」「かいどう」、そして先日増山隊員が書いていた
「一番」はいずれチェックすべき町中華だ
が、大人数がそろえば無意識下、仙台やに向かい
またあの巨大な器の数々と対峙するのではなかろうか
充実の定食、巨大過ぎるカレー、1人じゃいけないが、ぜひ皆で挑戦したい
パーティー中華だった
文:半澤則吉
[土]11:30~15:00