竜超のMCT備忘録 江戸川区平井の巻

9月15日(火) 総武線「平井駅」南口 正午集合
参加隊員◎北尾トロ、下関マグロ、竜超、半澤則吉

先乗りし、ロケハン兼古本屋チェック。徒歩15分のブックオフ(京葉道路沿い)を覗く。いかにも「カタギの住宅街」といった風な棚構成。収穫1冊。寄り道しながら駅に戻る。途中、「説教居酒屋 金八」という心惹かれる店を見かける。
メンバーはいつもの4人。マグロ隊員が「MC4」というチーム名を提案する。
大きな施設は特にないが、「住むには良さそうな街」とトロ隊長。
南口を出て、イイ感じの商店街を抜けて、再び京葉道路まで出る。
途中に数軒の町中華があったが、「これだったら出さないほうが良かないか」と思わされる無残な食品サンプルの展示店があったりして、営業意欲はばらつきがデカそう。
途中、イタリアン中華(?)を出す店などがあって興味をそそられるが、探検対象に選ばれたのは「そば」と「中華」2つのノレンが並んでかけられた「あさひ」。
あさひ
そばのノレンはピンと伸ばされているのに、なぜか中華はクシャっとしていた。「今日はあんま中華の気分じゃないな~」的なアピールかと思いきや、単に「伸ばし忘れただけ」とのこと。伸ばして写真をパシャり!
人好きのするおばあちゃんの店。体を壊したら営業できないだろうから、まさに記録しておくべき店。町中華の王道である。
中華そば、餅入りラーメン、盛りそば、牛丼、天丼、あさり丼などを頼む。
牛丼
どのメニュージャガイモとニンジンの煮物がついている。平井の町中華には、どの店の定食にも、スープ・漬物の他に、何か一品ついている。ある店は「冷奴」、別の店は「スパサラダ」。がっつり食いたい客が多いのかも。
中華だけだと飽きるが、和を挟むことで食べやすくなったのか、皆の食が進む。完食時、竜超は腹七分。
油流しは、ひなびた商店街のはずれにある古びた喫茶店。皆はコーヒーやアイスコーヒー。竜超はかき氷(レモン)。
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MCTの今後の展開などについてダラダラしゃべる。
駅に戻り、帰途に。電車を待ちながら、「MCTの隊員名をMC××にしては?」という提案をマグロ隊員……もといMCマグロが。MCトロ、MCノリの反応はイマイチ。MCリュウは「悪くない」と内心で。
お茶の水で乗り換えるトロ、マグロ、半澤と別れて竜超はそのまま総武線で帰宅す。
ABOUT ME
竜超
1964年、静岡県生まれ。『薔薇族』二代目編集長。1994年よりゲイマガジン各誌に小説を発表。2003年より『月刊Badi』(テラ出版)にてコラムを連載。著書に『オトコに恋するオトコたち』(立東舎)『消える「新宿二丁目」――異端文化の花園の命脈を断つのは誰だ?』、『虹色の貧困――L・G・B・Tサバイバル! レインボーカラーでは塗りつぶせない「飢え」と「渇き」』(共に彩流社)がある。