大勝軒シリーズ2 浅草橋大勝軒

人形町大勝軒からのれん分けされた店は都内で4店舗が営業中。
今日は浅草橋店に初めて行った。
途中、猫と遭遇。
悲しい閉店のお知らせも。
マグロ曰く「最近はエリアアタックすると1件くらいは閉店してるね」
そうなのだ。
急がねばならないのだ。
大勝軒発見。
つけ麺で有名なそれではなく、もっと古くからある東京町中華の源流のひとつ、
人形町大勝軒の系統である(人形町大勝軒は現在、喫茶店となっている)。
三越前駅至近の日本橋店にはすでに行き、『散歩の達人』連載でも取り上げた。
探検隊にとっては重要な店であり、我々が大勝軒と言うときは、このグループを指す。
だからこっちのほうがエライとかじゃないけどね。
ちなみにつけ麺の大勝軒はもともと、町中華の丸長(信州から出てきた人たちで形成されたグループ)の出身だから町中華から派生したと考えることもできるだろう。
皆と別れて入店し、もやしそばと半チャーハンを頼んだ。
ふむふむ。
日本橋店にはすでにいっているが、そことはチャーハンの
見た目も味も違う。
もやしそばの麺も、日本橋店は自家製麺だから当然違う。
味に関して、今日のところは共通項がわからなかった。
残り2軒にもは早めに行かねば。
ABOUT ME
北尾トロ
北尾トロ(きたお・とろ) 1958年、福岡県生まれ。法政大学卒業。裁判傍聴、古書店、狩猟など、体験をベースに執筆するライター。『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』『猟師になりたい!』シリーズなど著書多数。長野県松本市在住。