薄利多売にもほどがあるぞ……@「美叙飯店」in鶯谷

ハイジです。
昨日4月26日のMCTは、マグロ副隊長の引率で鶯谷アタックです。
メンバーは、やまでさんと私。森下に引き続き、3匹のおっさんです。
鶯谷駅北口に集合した3匹は、駅前の「大弘軒」(写真失念)をチラ見しつつ、言問通り方面へ……。

信号を渡ると、すぐに「みやこ」。残念ながら定休日。
お、隣の食堂「はつね」も雰囲気あるな……。
「のみもの、酢のもの……韻をふんでるな」とやまでさん。
なかなか惹かれるお店。
前の歩道橋からのぞくと「世茂利奈」という喫茶店が見える。
やや、店が薄いぞ。こちらも気になる。
ながら読みを封じられた二宮金次郎氏。
薪を背負って本を読んでくれないと誰かわかんない。
マグロ副隊長曰く「バカ安」の店、「美叙飯店」。
「あなたの台所になりたい。」というコピーがささる。
「旨くて安い店 贅沢のスープ」の次は「+スピート」
うまい、やすい、ぱやい……じゃなくて、はやいということだろう。
ランチのセットが480円!この日は回鍋肉セット。
その他もおおむね500円くらい。確かにバカ安。
ふむふむ……ん?……えっ?
ニラレバに生ビールがついて590円!!?
「普通の店なら生ビール代だけで、ニラレバがタダということじゃないですか!」
と驚愕する私に「でしょ。安過ぎるよね」とマグロ副隊長。
その後は南口方面に歩いて「福来」へ。
「プロの店だ……」と私。
アマチュアの私では役不足な気配の雰囲気。
その後、近所の「岳陽」(写真失念)の前まで来て、
「今回は3人で手分けしましょう」とマグロ副隊長。
全店制覇済のマグロさんは「岳陽」を選び、
やまでさんと私はじゃんけんで、「福来」と「美叙飯店」決め。
「勝ったほうがプロの店・福来にしましょう」と私が提案して、
せーの……ジャンケンポン!
というわけで、やまでさんが「福来」、私は少しホッとして「美叙飯店」へ。
おすすめのニラレバ炒めのビールセット590円に、
ライス150円を注文。
ニラレバは単品で350円、生ビールは390円なので、
150円も、お得。しばし待つと……
飲み放題っぽいジャスミン茶。
「お茶だって590円とるレストランあるんじゃねえの……」
と思わずゴチる私。ビール待ちなので、お茶は飲まず。
先に到着した生ビールをグビッとやった途端に、
「はい。お待ちどうさま~」とニラレバ登場。待ってないよ!
さすが〝+スピート〟の店。ぱやい。
ニラレバ山盛りだ。レバーはほとんど炒めてないと思う。
恐らく油通しか湯通しして、サッとだけ炒め合わせた感じ。
しっとりして、豚レバーうまい。パサつき皆無。
卵スープもじんわり。ごはんは普通盛りでもたっぷし、ほかほか。
これで生ビールつきで、740円!
客も次々と入れ替わり、「美叙飯店」は繁盛飯店だ。
油流しは、言問通りの「コーラル」へ。
ディスプレイされたサンプルに味がある。
ナポリタン、ピラフ、ピザトーストらしきものの下段には、
フタをされて中身のわからないお重、ほうとうらしき煮込み麺。
なかなかカオスな感じだ。
最初に入店した私は、コーヒーフロート。
600円がひどく贅沢な気がするのは、美叙飯店効果だな。
マグロ副隊長、やまでさんも続いて入店。
やまでさんのクリームソーダも、贅沢品に目にうつる。
「コーラル」は、お姉さんの笑顔もやわらかく、居心地いい喫茶店だった。
お重の正体は、ランチのお弁当。
女性のお客さんが注文したのを盗み見ると、なかなかうまそう。
「美叙飯店みたいに安い店は、どうやって儲けをだすんだろうねえ……」とマグロさん。
確かに……。薄利多売だろうけど、ほどがあるぞ。
しかし、客にとってはうれしい店なのは間違いない。
途切れることなくワンサカ詰めかける客が、それを証明しているわけだ。
というわけで、鶯谷アタックは終了。その他、居酒屋、とんかつ、食堂と魅力的なお店がたくさんありました。私のように、いつも「信濃路」に直行してナポリタンを肴に熱燗飲んじゃうのはもったいないかもしれませんね。
「美叙飯店 」
03-3872-6270
11:20~14:30
17:00~22:30
ランチ営業、日曜営業