手塚治虫さんが愛した町中華、一番飯店@高田馬場でいただきたいメニューは?

高田馬場にある老舗の町中華、一番飯店さんに行ってきました。

おっと、まだ開店前ですね。

こちらのお店に最初にうかがったのは僕が早稲田に住んでいた頃です。2005年くらいだったでしょうか。正直、よくおぼえていませんが、パチンコを打ったあとに寄った記憶がありますね。

それから、かなり年月が経過し、次に訪れたのは2017年でした。出版社の方との打ち合わせで何人かでやってきました。

ちょうど僕が町中華の記事を書き始めた頃で、出版社の方からどこか行きたい店があるか聞かれたので、こちらのお店を指名しました。

おっとお店がオープンしたようです。入ってみましょう。

て、話は戻って、2017年のときになんといっても食べたかったのがこちらの特製上海焼きそばなんです。

特製上海焼きそば 1600円

これ、手塚治虫さんが考案されたメニューなんですよ。もともと手塚プロダクションの出前をしていたこのお店が手塚さんのリクエストで作られたそうです。

何人かでシェアして食べたわけですが非常に後悔しました。あまりの旨さに、ひとりで全部食べたいと思ったわけですよ。

なので後日食べに行きましたよ。で、その時にやはりこの上海焼きそばが人気ナンバーワンでしょとお店の方に聞けば一番は別なのだと教えられました。それがこちらニラ肉丼です。

ニラ肉丼 880円

はい、これがお店の一番人気メニューです。いただいてみると、あー、わかるぅ、こりゃヤミツキになる旨さにですぞ。ニラも肉もおいしいのですが、なんといってもたまらないのは、ご飯にしみたタレの味なんですよ。カツ丼や天丼の旨さに通じるものがあります。これは、また食べたい!

ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。