竜超のMCT備忘録 台東区浅草の巻

103日(土) 「東京都立産業貿易センター台東館」正面玄関 正午集合

参加者下関マグロ、増山かおり、半澤則吉、竜超、あきやまみみこ、川崎タカオ

本日は変則的なMCT。下北沢の「丸長」で聞いた「中華まつり」とやらを最初に覗き、その後に浅草を流す予定なり。

約束の時間より1時間以上早く浅草入りし、観光&ロケハンを。仲見世通りは外国人観光客で大変な人出。

なぜかゴルフクラブを持った人たちがやたらいるので「はて、仁木ゴルフがバーゲンでもやってるのかしらん?」と思ったが、至近距離でよく見たら「カメラ付きの自撮り棒」だった。

浅草寺でお参りし、来月発売の単行本のヒットを祈願。

時間になったので待ち合わせ場所に行くと、なぜだか電気工事士の資格試験受験生がわらわらと。

ほどなくやって来たあきやま隊員と「なんか変だね」と話していると、今回が初参加となる新隊員、イラストレーター/漫画家の川崎タカオ氏があらわれる。ミーハーなんで、よく読ませてもらってる作家さんと対面するとテンションが上がるなり(レポ終刊パーティーのグレゴリ青山さんの時もそうだったっけ)。

3人で「なんか様子が変だよね」と話していると、マグロ隊員から「間違ったかも」というLINEが。

そう、どうも情報を読み誤ったようで、今日この場所ではお目当ての催しはないようなのである。

あきやま隊員がテキパキと主催者に電話をかけるも留守電。

ボクの脳裏には「呪い」の二文字が浮かんだ。月曜日には1週間まちがって来てしまった隊員もいたし、どうも中華まつりには何やらMCTをはねのける呪術的結界でも張られているのでは?

仕方がないのでイベント参加はあきらめて、浅草の探検を。今回は人数が多いので、二手に分かれて店に入ることになった。

マグロ・半澤は「コント」、その他の4人は「菜苑」という店。半澤隊員は当初、「コント」は「欽ちゃんゆかりの店」と言っていたが、よく調べたら「東八郎」が正解だったらしい。

「菜苑」の看板には「純レバ」「とんかつ」とデカデカと書かれており、ボクは「とんかつ」に惹かれた。けれども店に入ると「今日はとんかつは出来ない」と。ぬぁにぃぃぃ~~ッ!?

この店は、やたら思わせぶりなメニュー名が多い。「アレ」「キンキン」など。とりあえず全部たのんで由来を聞くと、アレは「常連が『アレちょうだい』と注文するから」で、キンキンは「愛川欽也の番組で紹介してたメニューだから」とのこと。ボクはてっきり「おまっとさんでした」と言いながら出し、食べ終わったのを見計らって「ハイ消えた!」と言ってくれるからキンキンなのかと思っていた。

自分で確かめたい方もいるだろうから、実際に内容についてはあえて書きません。

こちらはややSっぽい雰囲気をたたえた女性料理人が仕切っているお店で、密かに「S中華」と命名。

ビールは「セルフの瓶ビール」なのだが、栓抜きの置き場所が決まっていて、マグロ隊員いわく「ちゃんと戻さないと怒られる」という。ますますもって、その手のマニアには嬉しい店かも。

4人そろってイケる口ということでビールの本数が増す。最終的には4人で5本開けてしまった。腹七分目くらい食って飲んで、それでも勘定は7700円と割とお得目なり。

本日はマグロ隊員が仕事の都合で油流しに参加せぬとのこと。そこでボクが「せっかく浅草まで来たんだから、アルコールで油を流さない?」と不良の提案を。全員OKだったので、六区の酒場に入る。天気も陽気もイイ塩梅だったので外テーブルで。

いや~、お天道様が活躍中の外呑みはたまんないねぇ~。ちょうどJRAの脇なので店のテレビが競馬中継を流していて、ますますイイ感じ。自分の駄目っぷりを愛せる人間にはオススメの場所である。

だらだらと世間話などをしながら飲み続ける一同。万事においていつものMCTとは違うイレギュラー編だったが、「浅草を満喫する」という意味合いではナイスな探検であった。

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