典型的な町中華! 白金の野沢屋さん

以前からこの店はマークしていた。最寄り駅は東京メトロ南北線の白金台なんだけれど、恵比寿や広尾からも歩いてこれる。
だから散歩の途中、この店の外観は何度も写真に収めている。

なにより素敵なのは、かつてサンプルケースの中には食品サンプルがあったんだろうけれど、それが、文字に変わっているところ。

餃子350円って、けっこう安い。
このエリアでこの価格はうれしい。
カツ丼750円も惹かれるなぁ。
でも、半カレーラーメンもいいな。
以前、行列しているのを見たことがあるけれど、
あれは、まれなケースだったか。1時をまわったとはいえ、
先客はなかった。
年のいったご夫婦で営業していらっしゃるようだ。
カウンターに座り、半カレーラーメンを注文。
カレーは、奥さんの担当のようだ。
昔ながらの大きな茶色の鍋で作り置きをしているようで、
そこからルウを小鍋にうつしている。
先にカレーが到着。

懐かしい系のカレー。人参や玉ねぎもたっぷり。
煮込まれてはいない、野菜をきっちり形が残っている、
昔の家庭のカレーだ。福神漬けもいいね。
で、ラーメン到着。
ラーメンは東京の醬油ラーメンってかんじで、
シャキシャキとしたもやしがいい仕事をしている。
わかめもうれしいね。
チャーシューは紙ごたえのあるタイプ。
途中、中年男性が入店。
そのお客さんも半カレーラーメンを注文していた。
お会計のとき、このお店、なぜ野沢屋さんというのか聞いてみた。
すると、町中華あるあるな答え。
「ここは居抜きで店を出したんで、もともとこの店名なので、理由はわからないんです」
とのこと。素敵なお店だ。
■野沢屋
〒108-0072 東京都港区白金5丁目10−13
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この記事を書いた人

下関マグロ(しものせき・まぐろ)
1958年山口県出身。出版社、広告代理店を経てフリーライターに。フェチ、散歩といった分野の原稿を書いている。主な著書に『東京アンダーグラウンドパーティ』(二見書房)、『歩考力』(ナショナル出版)、『町中華とはなんだ』(共著/リットーミュージック)などがある。また、WEBではメシ通にて、『美人ママさんハシゴ酒』を連載中。本名の増田剛己では、All Aboutの散歩ガイド。

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