MCT谷中エリアアタック 砺波 ギョウザライス

取り急ぎ、先月の6/23に行われた探検隊の記録をメモ的にマグロがここに記しておく。

追記のある方はどんどん書き足してね。

今回は谷中。

結論から言うと谷中の町中華は実は、あまりにも悲しすぎる。

集合場所はJR日暮里駅。谷中という駅はない。

MTC@谷中2015-06-23
参加隊員は増山、竜、半澤、マグロの4隊員。
今回は北尾隊長初めての不参加の会だ。
北尾トロにこそ、谷中の現状を見て欲しかった。
まずは、谷中銀座への道、途中の路地を入った。一力さん。
一力@谷中

えっ、まさかの貼り紙。

しばらくの間
 お休みさせて頂きます

とある。が~ん。
実は、このお店、老夫婦がやっていらっしゃって、
以前、営業していたころの写真はこちら。

一力@谷中

暖簾もいい感じ。前の看板もいい。
そして、なんとこのお店、メニューが2品だけ。

メニュー@一力

 たぶん、昔はいろいろなメニューをやってたんだけど、年とともにできなくなってきて、
この2品だけになったんだろう。ここは絶対に来ようと思っていたんだよね。残念。

 「珎々亭」(チェンチェンテイ)@谷中
ここも、いいでしょ。「珎々亭」と書いてチェンチェンテイと読むようだ。
バク丼というのが名物らしい。どんなもんだろう。
店頭の食品サンプルもいいかんじだ。
「支店」とあるのだけれど、これは推測だけれど、
以前、谷中銀座の手前に「珍々亭」という町中華があったと記憶している。
そこが本店ではないだろうか。

探検隊では、町中華を食べたあとで、
喫茶店で油流しというのをやるのだが、
こちらは、なんと
「中華+喫茶」
という珍しいお店。
大使館@谷中

その名も、「大使館」。
中華喫茶という看板。
らーめん、餃子、ヤキソバ、カツ丼が看板に書かれている。
そして、横文字の「coffe」。
が、ここにも貼り紙。がーん。
6/18までで終了し、この建物が建て替わるのだそうだ。

そして、あまりにも悲しすぎる、こちらが「春木屋」さん。
春木屋@谷中

ここは、絶対来なくちゃとマークしていた町中華だけれど、閉店してしまった。
店名もいいし、テーブルや椅子も昔のままのいいお店だった。

そして、さんざき坂にあるこちらのお店。
砺波@谷中
ここもかなり歴史がありそう。
しばし、相談の上、こちら「砺波」さんを訪問することにした。
砺波@谷中

全体像はこんなかんじ。木造で3店舗の長屋の角地。

砺波店内

なんて読むんなろうと、店内に入るとルビがふってあった。
富山県に砺波市というのがあるけれど、そこ出身の方のお店だろうか。
それとも砺波という名前の人がやっているのか。店に掲げられた調理師免許には小坂とあった。
その調理師免許取得は昭和33年とあった。
メニュー@砺波

メニューはこんなかんじ。竜隊員、明らかに違う紙に書かれた「焼肉定食」に食いついた。
増山隊員は少し大きめの紙書かれた「カニツメフライ入りラーメン」。半澤隊員はシンプルにラーメン。
と、ここで、じゃ自分は。。。。? 足らないの餃子。あ、「ギョウザライス」ってのがあるな。
それを注文。竜さんがいるので、心強い。追加で増山隊員がカレーライスをコール。
しまった、チャーハンをたのんでないな。ま、いいか。
ラーメン@砺波
 ナルトののっかった、これぞ、シンプルなラーメン。
屋台のラーメン風、昔風な味わい。
カニツメフライ入りラーメン
 ラーメンよりもちょっと濃厚なスープになっているのはフライの脂分が出ているからか。
カニツメフライは普通においしい。カニツメフライの定食もあるようだ。
焼肉定食@砺波

豚の形の紙に「焼肉定食」と書かれたメニューは気になる。650円とこの店ではけっこう安め。
カレーライス@砺波

カレーライスは見事に黄色。塩分は強め。
そして、これが「ギョウザライス」だ。
DSC08499

やっぱり、餃子はサイドでよかった。
珍しい形で、店名が入っているライス皿。
 ライス皿@砺波
いやぁ。お腹いっぱい。

さて、油流しは日暮里駅前の「ニュートーキョー」で。

■砺波(となみ)
東京都台東区谷中2-18-6
11:00~15:00
17:00~20:30
定休日:水曜日
ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。