築地場内アタック! 『やじ満』さんで、冷やし中華をいただく。

2016年11月には、豊洲に移転してしまうという築地市場。
というわけで、移転前にお店へ行っておこうということで、築地。
新大橋通りと晴海通りの交差点。

ジョナサン前に集合。ジョナサン前というか、ローソン前だ。

参加隊員は、竜さん、半澤くん、あきさん、僕の4名。

今回移転する場内に町中華は二店舗ある。
『ふぢの』さんには前回の築地アタックでうかがった。

なので、今回は『やじ満』さんと決めていた。

他の3名も『やじ満』さんがいいそうだ。行列に並ぶことに。

場外の『幸軒』さんもそうだったし、場内のもうひとつのお店『ふぢの』さんでも、焼売を売りにしていた。こちらも、激しい手書きの貼紙。創業67年の味なのだそうだ。

ちなみにこちら、冬場は牡蠣ラーメンが人気で、春から夏にかけてはあさりラーメンが人気だ。

先に席があいたので、僕が滑り込む。
他のお客の注文の様子を聞いていると、あさりラーメン、チャーシュー冷やしは終わってしまったようだ。

冷やし中華と焼売個をお願いする。焼売はすぐにやってきた。ルックス的には『ふぢの』さんのに似ているね。

横から見ると、その大きさがわかる。

ソースが合うのだそうだ。まず1個目はソース。卓上のものは、中農ソースか、粘度がかなりある。肉が多くて、うまいね。これで300円か。1個150円。悪くないね。もう一個は醤油で食べてみた。個人的には醤油がいいかな。
と、ここで、冷やし中華登場。

けっこう大胆な具材。刻みのりが大量だ。麺は細めのストレートだ。タレは甘さが強い。甘すぎるかなと思ったが、辛子を溶かしいれると、いい塩梅になる。創業以来、変わらぬタレなんだそうだ。
このシーズン、この場所で食べられる冷やし中華は最後だ。

この店に限らず、洋食屋さんやカレー家さん、それから吉野家1号店も気になる。移転前に行っておきたいね。

油流し。場内にもいくつか喫茶店があるが、どこもカウンターのみなので、場外へ。喫茶ボンがいいかとのぞいてみるも、満席。すごいね。瀬川さん、油流しから参加するので、店が決まったら、教えてのLINE。無情にも勝どき橋を渡る竜さん。橋を渡りながら、「橋を渡っています」と半澤くんがツイート。いいお店を見つけたが、ほぼ満席。半澤くんが走り回り、フェアレディというお店を発見。半澤くん、瀬川さんのために店の場所などをLINEへ。しかし、瀬川さん返事もなく、時間だけが過ぎ、一同困惑。解散する旨を僕がLINEに投稿。返事がないので、腰をあげようかと思ったら、瀬川さん現れる。LINEで無反応だったので、ちょとびっくり。ホットコーヒー500円、おかわりコーヒー250円。瀬川さんがリーダー不在の探検隊、きちんと誰かがリーダーらしい役割をしたほうがいいと言う。瀬川さん、「リーダーはトロさん? 竜さん?」とか聞いている。いやいや、どうすればいいか、よくわからないまま、解散。とりあえず、瀬川さんに言われたバナーの件をLINEで流す。あきさんがやってくれるのだとか。ありがたい。

■やじ満
東京都中央区築地5-2 築地市場 魚がし横丁 8号館

ABOUT ME
下関マグロ
下関マグロ(しものせき・まぐろ) 1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーに。北尾トロ、竜超と共著で『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(角川文庫)。CSテレ朝チャンネル『ぶらぶら町中華』にトロと出演中。