七面鳥@高円寺

増山です。

散歩の達人編集久保さんより、「全員オムライスを頼んでいた」との情報を得ており、

さらに、知り合いの知り合いから「こんなに美味しいもの、食べたことない!」という絶賛の声も聞いていた、高円寺の「七面鳥」。やっと行って参りました!
通し営業ではなく、夜も21時半閉店のようなので、
なかなか行くチャンスを得られずにいました。

サブ看板の下のかわいいお花が泣かせる。

オムライスがある店では基本的にオムライスを頼みたいと思っているので、迷わず注文しました。

ご覧のとおり、町中華として申し分のないテーブル&イスです。
七面鳥はお酒のお通しがすごい、との話なので、きょうはオムライスとビールにしようと決めていました。
メニューを見ると、オムレツライスはあるもののオムライスが見当たらなかったので、
オムライスはありますか?と確認して注文。
ビールは、入口近くの冷蔵ケースから自分で好きなものをとって自分で栓を空けるというシステムになっていた。キリンラガー、一番搾り、アサヒスーパードライがあったと思う。グラスも同じケース内で冷やされている。日本酒や氷結も同じケースの中にあった。

お通しも、すぐにやってきた。なんと、二品も!

このお通しがすごくて、とてもおまけというレベルではなかった。
手前はがんもと大根を煮たもので、ぐずぐずに煮崩れたり煮詰まった感じはまったくなく、ちゃんとあったかい状態で提供されている。ネコのかわいい器も嬉しい。
奥のは、菜の花とほうれん草?のおひたしにカニカマが乗り、ゆず風味のドレッシングをかけたもの。中華というより和風の小皿料理みたいな感じだ。この時点で、この店は本当にただものではないという予感が高まる。

続いて、オムライスの付け合わせとなるキャベツの千切りとスープ、つけものが到着。マヨネーズは皿にあらかじめ盛られているのではなく、マヨネーズ一本まるごと貸し出され、おのおの好きな量をモリモリするというシステムだ。これがなんだか嬉しい。

おしんこは白菜とたくあん。
スープは典型的な町中華スタイルの、醤油が立った感じのやつで、ネギが浮いています。

オムライス、到着!!

薄焼き卵タイプなのですが、巻かずに上に乗せるという珍しいスタイル。裏はしっかり焼かれていますが、フチは白身が半熟です。水色の皿が美しい〜。

ごはんはしっとり系で、鶏肉がゴロゴロ入っています。鶏肉はゴムみたいになっておらず、パサつかずしっとり。そして冷めてもなおとても柔らかくて、チキンライスだけでも注文したいうまさでした。

しっかり炒めてるかんじで、単にケチャップだけでないコクのあるちょっと甘めのごはんです。

オムライスは本当に人気らしく、私の前後に入ったほぼ全員が頼んでいました。
バンドマン風の兄ちゃん、タンメンを食べているおばちゃんが持ち帰り用として、さらに前から飲んでいた人が〆のオムライス……という具合に、五人くらいが立て続けに注文。その間わずか10分あまりです。

白木のコの字のカウンターをよく見ると、調味料は卓上に置かれておらず、厨房サイドのエリアに置かれています。これにより卓上はいつも快適。

さらに、箱ティッシュが置かれているのも嬉しいポイントです!
テーブル席の調味料は壁に取り付けられており、やはり卓上はスッキリしています。たくさん頼んでも、安心です。

店内をさらによく見ると、七面鳥らしき鳥の絵皿が飾られていて、
その下におすすめメニューというメニュー表が貼られており、
そのなかにはやはりオムライスの文字が。
ほかにも焼肉ライスなど、あまり中華らしからぬものが数品ラインナップされていました。
ほかにも、焼そばではなく「いりそば」というメニューがあったり、
芙蓉蟹ライス というような感じのメニューもあったような気がします。
定食は16種類ほどあって、漢字が多めの、本格中華料理店系の料理名が散見されました。
つぎは昼に来て、その謎のメニューと餃子、ビールを頼もうと思います!
お通しが楽しみ〜🐔✨✨

店を出ると、野菜か果物の袋を提げたおじさんが店の横から裏に入っていって、バイクで去っていくというお宝シーンを目撃!

ABOUT ME
増山かおり
増山かおり
増山かおり(ますやま・かおり) 1984年、青森県七戸町生まれ。早稲田大学卒業後、百貨店勤務を経てライターに。食、街、サブカルチャーなどについて執筆。著書に『東京のちいさなアンティークさんぽ レトロ雑貨と喫茶店』(エクスナレッジ)など。