「谿明飯店」@田無 これぞ町中華…!ラード香る焼きそばとカツ丼をいただく

僕にとって“なじみの町中華”と言うものを挙げると、第1に今はなき花小金井の「えぞふじ」。第2に同級生のご両親が営んでいる、これまた花小金井の「栄信軒」。そして第3に位置するのが、田無の「谿明飯店」。

と言っても、実はこちらの店内に足を踏み入れたことがない。祖母の家に行った際、しばしば「出前」で自慢の味をいただいている次第である。

初見では到底読むことの叶わない店名は、ズバリ「けいめいはんてん」と読む。看板メニューは神奈川県発祥と言われる「サンマー麺」だが、もっぱら出前利用の僕はいただいたことがない(なお、祖母によれば美味であるとのこと)。

一度お店に伺った際、あまりに趣き深いサンプルにたじろいだことを覚えている。ここまで黒々とした、そして傾いたサンプルを僕は他で見たことがない。「鯉の丸揚げ、ご予約承ります」も初めての光景だ。

「焼きそば」はおなじみのソース味と一味違い、どことなく上海焼きそばを連想させる味付けで、かなりラードがきいたこってりとした仕上がり。ところどころ焦げた麺がカリッと香ばしく、紅生姜の酸味が良いアクセントになっている。

「カツ丼」はラードに加え、舌がビンビンしびれるくらい“課長さん(化学調味料)”がきいたこれまたこってりとした仕上がり。酒がぐいぐい進む味わい。丼のなかにはぎっしりとご飯がつまっており、食べ終えた頃にはすっかり満腹になった。

なお、祖母曰く「そう言えばこんなのあったわね。頼んだことなかったけど」とのこと。日頃“町中華3種の神器”と騒いでいる僕、やや赤面…(笑)

 

〈店舗情報〉

「谿明飯店」
住所:東京と西東京市芝久保2-6-21
電話番号:042-465-2239
営業時間:11:00〜15:00、17:30〜21:00
定休日:月曜日、月1回火曜日
※全面喫煙可