「虎林」@荻窪 こだわりつまった絶品餃子をいただく

「新京」を後にし、半澤さんに連れられ夜の荻窪を千鳥足で進んでいくと、はたして見えてきたのは荻窪が誇る名店「丸長中華そば店」。

「でも、丸長はつけ麺だしな…」といぶかしむ僕に、半澤さんが「こっちだよ」と指を指した先にあったのが「虎林」だった。

 

その名に反してという言葉が適切か分からないけれど、「虎林」は「これぞ町中華」といったビジュアル。中国に虎林市という土地があるが、店名はそれに由来するのだろうか? しかしながら、国文学研究者の卵である僕は、ふと中島敦の「山月記」を思い出した。

ちなみに、中島敦の好物も中華料理。あまり知られていないけれど、「聘珍楼雅懐」という詩も残している。

半澤さん大絶賛の餃子は、注文を受けてからあんを包むご店主こだわりの一品。他店ではなかなか味わうことのできないもちもちとした食感が絶妙だ。ちょっと下手くそな例えになるけれど、乾麺と生麺の食感の違いに近いかもしれない。

 

《店舗情報》
「虎林」
住所:東京都杉並区荻窪4-32-8
電話番号:03-3392-9619
営業時間:11時30分〜21時
定休日:日曜日、祝日
※全席喫煙可