排骨飯@京都・一乗寺

今回のソロ活動は京都から。久しぶりに京都に行くことになり、さらに久しぶりに気に入っている本屋に行ってきた。

 

場所は、叡山電鉄の一乗寺駅が最寄り駅。叡山電車は、鞍馬や比叡山につながっていて、紅葉の時期はモミジの間を通りぬける「もみじのトンネル」でも話題になるらしい。

沿線には大学など学校も多く、若い人も多く乗車していてそこに観光客も加わるというなかなか活気のある路線。モミジを眺めやすいように作られた展望列車も走っている。
 
 
この一乗寺と聞いただけで、とある本屋のことを思い浮かべる人も少なくないかも。私のお気に入りでもあるそのとある本屋とは、「恵文社」のこと。

 

恵文社とはどんな本屋かといえば、ウェブサイトのキャッチフレーズを引用すれば「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」ということになる。この本屋のセレクトがとてもユニークで、サブカルやアンダーグランド的なものを中心にした棚構成になっている。さらには、雑貨も販売していて近隣の個人作家の作品なども扱っている。本屋の隣にはギャラリーも併設。幅広いアーティストの作品に触れられるのも楽しい。

京都のローカルだけでなく全国にも恵文社のファンは多いとのこと。もしご興味があればぜひ訪ねてみてはいかが?

さて、本屋に立ち寄った帰りに昼ごはんを食べようと駅に戻るまでお店を物色してみた。といってもこのあたりそんなにお店も多くはない。そんななか一見年季の入った中華屋らしき店を発見。のれんには「じゅらく亭」。店名からもなに料理屋はイメージがつない。まずは店前のメニューを眺めてみる。

 

そのメニューのなかにあった「排骨飯」に目が止まった。台湾好きな私はなによりもこの「排骨飯」が好きなので、もうこれでこの日のお昼は即決!さっそく店内に。
 
 
がらがらと戸をスライドさせて店に入るとまだだれも他にお客いなく、奥にいたご主人が「いらっしゃい」と出てきた。

店内は典型的な町中華店の風情。営業年数が長いことは店内のいたるところに油がしみ込んでいるところからも容易に想像はできた。
 
 

もう暦のうえでは初夏なのでしっかりと扇風機もスタンバっていた。この日は天気がよく気温が上がっていたので、締め切った店内は少し蒸し暑いくらい。夏はエアコンがないとかなりきつそうかも。

そうこうするうちに私の「排骨飯」が出来上がった。あんかけでの姿で登場だ。揚げたての豚肉も厚みがあっておいしそう。

 
 
 
 

ご飯の上にニンニクと野菜を炒めものに入ったあんを揚げた豚肉にかけた「排骨飯」。味は京都という関西志向なのかやや薄め。東京であればかなり濃い味口で出されそうなものだが、さっぱりとした食感で食べられる。ニンニクの味がベースに台湾で食べた味を少し思い出した。

 

スープはさらに薄味すぎてちょっとこれはいまひとつ。タクアンが添えられていた。お値段は650円。これはリピートしてもいいかもしれない。

 
 

会計のときにレジ横にこんな箱が置かれていた。NMB48のシングルCDが無料配布。まぁつまりそういうことだ。
 
店内をよく見れば、彼女たちのポスターが貼ってある。650円でご飯を食べて1000円のCDがついてきた。

 

こんな京都の過ごし方もよいのではないかい。